将棋

11月3日(木)秋晴れの中、第31回全国高等学校文化連盟将棋新人大会鳥取県予選及び第21回中国地区高校将棋選手権大会鳥取県予選が倉吉体育文化会館で開催されました。

対局前にルールやマナーの確認

プロの指導棋士である久保雅樹先生と日本将棋連盟鳥取支部の山田収先生に行ってもらいました。振り駒の方法や駒台の使い方など、丁寧に教えてもらいました。「駒台の駒の乱れは心の乱れ」であり、自分にとっても相手にとってもきれいに並べることは大切なことであること、そして、相手あっての将棋であることなど、生きていくうえで大切なことを教えてもらったと思います。

対局開始

対局が始まれば真剣そのもの。自然と前のめりになります。対局終了後は時間の許す限り感想戦を行います。久保先生に指導してもらうこともありました。

大盤解説

男子スイス式トーナメント4回戦までの戦績上位者同士が5回戦で対局します。この対局を久保先生と山田先生に大盤で解説してもらいました。近年になく接戦となった模様で、どちらにも勝利のチャンスがあったようです。

表彰式

鳥取西高
米子東高
鳥取東高

男子スイス式トーナメント5回戦・女子リーグ戦を行った結果、男子は1・2位と女子1位の選手が全国高文連将棋新人大会へ、男子1位~6位と女子1位~3位の選手が中国地区高校将棋選手権大会へ出場します。

(男子1位) 米子東高1年 白根 亘琉
 「僕の新人戦の全国大会の目標は、優勝です。今まで数々の全国大会に出場してきましたが、まだ一度も優勝したことはありません。これまでの総文祭や高校竜王戦でもあとちょっとのところで勝ちを逃し、苦汁をなめてきました。全国には強いライバルがたくさんいますが今回こそは絶対に勝ちたいです。」

(男子2位) 米子東高2年 隈元 孝介
 

(女子1位) 鳥取西高1年 田中 美里
 「全国大会に行けることはすごく貴重な経験だと思うので全国大会で色んなことを学んで繋げていけたらいいなと思います。全国大会では予選大会や今までの練習で学んだことを生かせるように頑張りたいです。」

(女子2位) 鳥取西高1年 谷口 凛
 「将棋の経験はまだ浅いですが、予選大会で指導棋士の方に教えていただいたことを活かして2月に行われる全国大会を精一杯やり切りたいと思います。まずは一勝できるように頑張ります」