合唱

9月24日(土)、25日(日)岡山シンフォニーホールで、3年ぶりの有観客大会となる「第61回中国合唱コンクール」が開催されました。今回、鳥取県からは高等学校部門Aグループ(小編成の部)として鳥取西高校、米子東高校が参加し、大学職場一般部門大学ユースの部では、OGと現役部員で構成された「米子北斗・メグレス合唱団」として米子北斗高校が参加しました。

大会前日の立ち位置決め

出場する各団体から代表者3名が本番前日に会場の下見を行い、本番の演奏での立ち位置を決めます。ホールによって音の響き方が異なるため、代表者の内の誰かが歌いそれを他の代表者が聞くことで、ひな壇の何段目を立ち位置とするかを決めます。また、ステージ上で歌った時の感覚や指揮者の見え方なども確認し、部員に共有します。

本番

中国合唱コンクールでは、課題曲と自由曲をそれぞれ一曲ずつ歌います。鳥取西高校は課題曲「草原の別れ」自由曲「群青」を、米子東高校は課題曲「草原の別れ」自由曲「V. Finale」を歌いました。また、米子北斗・メグレス合唱団は課題曲「定点観測」自由曲「無声慟哭」を歌いました。それぞれの団体が、ハーモニーの重なり、声の響き、歌詞の伝え方など数多ある合唱の要素を大会に向けて一つずつ積み重ね、全国大会につながるこの大舞台で全身全霊を持って表現しました。

結果

高等学校部門Aグループで米子東高校が米子東高校史上初となる金賞を受賞しました。鳥取西高校は銅賞を受賞しました。大学職場一般部門大学ユースの部では、米子北斗・メグレス合唱団が銀賞を受賞しました。3校とも全国大会への出場権を得ることは出来ませんでしたが、この経験は1・2年生にとって来年の全国大会出場に向けた大きな成長の糧となりました。